プリアヴィヒアのニュース
最近、彼がやたらとプリアヴィヒアの話をしたがる。
『タイ、プリアヴィヒアはわたしのもの、カンボジアは怒る』
『プリアヴィヒア、行ったことあるでしょう? プリアヴィヒアはカンボジアのものね!』
あの辺で領有権問題が頻発していることは知っていたが何の話だろうと思っていた。
『ニュース、見ないの?』
「見てない、日本ではやってないよ」
そう言うと『見ない、いいよ』と言って彼はその話を終わらせてしまった。

わたしとしてはプリアヴィヒアはクメール人が創ったんだし(ギリギリだけど)カンボジア国内にあるんだし、なんでタイがその所有権を主張するのかよくわからない。
きっと何かわたしにはわからない理由があるんだろう。
そしたらこの前、新聞にちょうどこの記事が載っていた。

プリアヴィヒアが世界遺産に登録され、国境で睨みあっていたカンボジア・タイ両軍が撤退したという。

そのせいかどうなのか、7月27日の下院選ではまたしてもフン・セン首相率いる人民党が勝ってしまったらしい。
カンボジアにいたとき、フン・センが政治パフォーマンスで田舎に行き、人々に物資を無償提供している姿がよくテレビに映されていた。
フン・センの私有財産だというが、税金のほとんどない国であの資金源は海外の援助からきている、ということはないのだろうか。
彼はまた選挙の前に人民党が衣服を無料で国民に配布していたと言っていた。(あまりにもスカートがかわいかったのでわたしのためにも1枚もらってきて、しまってあるらしい…)
わたしはもう腐った人民党がカンボジアをいい方向に持って行けるとは思えないけど、国民がそれを望んでいる、ということなのだろうか。

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【 2008/07/31 11:21 】

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国際結婚禁止の話
またしてもかなり空いてしまいました…。
いろいろあって(主に親がしつこくなって)今は日本に1人で帰ってきてます。

家のネット工事がずっと終わってなくて(東海地方で有名な某電力会社系の光ファイバーに加入しようとしたところなんだかんだと理由をつけて延ばされ、挙句の果てには「電柱の強度が足りない」とわけのわからないことを言われて今までの謝罪もほとんどなく断られた)ようやく最近になって別会社からつながりました。

そしてネットをつないでみたらいきなり「国際結婚禁止」。
なんだかどっと疲れた。
カンボジアっていつも思うけど、やることが違う。
人身売買のような形で外国に行ってしまう女性を止める方法が国際結婚禁止って。
結婚できないってことは独身の証明書みたいなせめて日本で国際結婚を成立させる書類も入手できないということなのだろうか。

ネット上ではもうできるらしいという話も出ていたけどわたしは心配だった。
「ねえ、カンボジアで外国人と結婚したらダメっていう法律があるってほんと?」
『えー、知らん』
電話で話していたが彼は全く知らないらしい。
「じゃあさ、明日電話で聞いてみて」
『はい』
そしてカンボジアの外務省の電話番号を伝えた。
いきなり外務省に電話していいのかもよくわかんなかったけど。
『明日電話するね』
「お願いね」

そして翌日。
『わたしは今日電話した』
「ほんとに? どうだった?」
『結婚していいって』
「あーなんだーほんとにー」
そこで気になったことが1つ。
「いくらで?」
『知らん』

値上げとかされたのだろうか。
謎は深まるばかり。

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【 2008/06/22 00:00 】

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バイク、壊れる
彼に迎えを頼んで待っていたら、彼から電話があった。
「バイク、こわい(=壊れた)。迎えません!」
何か怒っている。

よくわからなかったがとりあえず迎えに来てもらえないことだけは理解できたのでバイタクで帰った。
すると彼が立っていた。
「見て! 血!」
腕にある怪我を見せつけられた。
「・・・どうしたの?」
「迎えるときに事故ありましょう?」
ありましょうって、何? とか思ったけどとりあえず壊れたとかいうバイクが心配だ。
事故といってもスピードを出しすぎていて曲がりきれずに1人でこけたらしい。

「・・・」
見た感じ普通だったけどハンドルが左に曲がらない。
右と直進だけでは役に立ちそうで立たない。
「何でもっと気をつけて運転しないの!?」
「わたしは悪くない。悪いオーン(=クメール語で彼氏が彼女に使ったり年下の若い子に対して使う言葉)でしょう?」
「何でわたしなの? わたしは知らん」
しばらく言い合いが続いた。
「オーン悪い、わたしは悪くない。 怪我すごい痛い!」
彼の主張は一貫している。
「じゃあゆっくり運転すればいいでしょ? バイク直すのにいくらかかると思っとるの。この前も電話投げたでしょう!? 怪我なんか無料で治るわ!」
彼はこの前わたしが買った20ドルの携帯を「バッテリー終わった早い」という超崇高な理由で道に叩きつけて帰ってきた。(そしてそれをご丁寧にわたしに説明した。)
人のお金だと思って無駄にしすぎ。

するとなんと彼が泣き出した。
「!!」
「わたしは早くオーン迎えてご飯食べたかったね・・・。早く行こうと思って運転速いとき事故ある。わたしはすごい痛いね。どうして怒るの?」
「・・・いや、バイク直すの高そうだから」
・・・ご飯。わたしを早く迎えに来たかったとでも言えばまだかわいげがあるがご飯のためにバイクは壊れたのか?
「大事、お金と思い?」
もちろんお金が大事でないことはないのだが、ここでそんなことを言うとすすり泣きが止まらなくなるのではないかと思い言うのをやめた。
「・・・ごめんね」
しばらく慰めると彼は泣き止み、傷に薬をつけ終わる頃にはいつもの彼に戻っていた。

それにしてもよほど混乱していたのだろうか。
泣くようなことだったのか? 

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【 2008/03/31 19:05 】

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よくなっているのかどうか?
彼はいつも言う。
「10年終わったとき、カンボジアはもっとお金持ち」
そして自分も。
確かにこの10年で彼の暮らしは前よりよくなっていたのだ。

でもそれはこの先の10年にも当てはまることなのだろうか?

最近、米の値段が突然上がった。
ついこの前まで1kg2000リエルくらいで買えていたのに今は4000〜5000リエルだ。
フン・セン首相が突然決めたらしい。
理由について人々はこう囁いている。
「貧しい人を増やしてこの国の悲惨さを見せつけ、更なる外国からの援助を得るためだ」
それが本当なのかどうか、わたしにはわからない。
間違いなく言えることはもしそれが真実だったとして、援助金はごく一部を除いて本当に困っている人の手には渡らないだろうということ。
今、田舎の人は「バイクがほしいから、家族が病気だから」と土地を切り売りして生活している人が多いという。

そしてこれも突然、バイクの税金の取締りが始まった。
カンボジアのバイクには2種類の税金がある。
安い税金=道の税金。100cc級のバイクで年5000リエルくらいを毎年払う。
高い税金=バイクに対する税金。100cc級で150ドルくらいで1回払えばもう2度と払わなくていい。これを払わないとナンバープレートの交付が受けられない。(ナンバープレートは別料金)ナンバーのないバイクは州外に出ることができない。
つまり、今まで高い税金は州内で乗るだけなら必要なかったのだ。
それが突然、全てのバイクに対してナンバープレートが義務付けられた。
時々警察が道で取締りをしていてナンバーがないと1万リエルくらいの罰金を取られる。
新しい法律はかなり前にできたはずだが、ずっと取締まりは行われていなかった。
何で突然こんなことになったのだろう。

幸いわたしのバイクにはナンバーがついていたので対岸の火事ですんだが、彼の家族のバイクにはついていない。
例えば彼の弟は「空港まで3ドルで行く」といってトゥクトゥクでお客さんを運ぶ途中、警察に見つかってしまい、1万リエル取られてしまった。
ガソリン代も考えると明らかにマイナスだ。

そしてなぜか彼はその大量に集まるであろう税金の使い道を1つとしてあげることができなかった。
もう少しその辺のことも勉強してほしいと思ったけど実は何にも使われていないんじゃ・・・。
(この国だったらありそうで怖い)

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【 2008/03/27 16:53 】

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妹の結婚式〜彼氏の家族〜
12,13日に妹の結婚式があった。
11日に家に帰ってみたら家族が30人以上になっていてちょっと怖かった。
みんなタケオから来た人たちだった。
夜は思いつく限りの場所に雑魚寝していて

12日、椅子や机、簡易テントが運び込まれてきてわたしの嫌いな巨大スピーカー6台同時使用も始まった。
・・・あれはいくらなんでもうるさすぎる。
部屋にいても木造なので響いてくるし。

ハンモックに座ってボーっとしてたら彼氏の家族がトゥクトゥクに乗ってやってきた。
ちょっとこの家族構成に驚いた。
お父さん→いかにもそんな感じ。お金持ちそう。
彼氏のお兄さん→これもまあいかにも。ハンディカムでビデオ撮りまくり。
そして3人の女性。
40代手前ぐらいのきれいな人→なんとこの人を彼氏は「お母さん」と呼んだ。彼氏は30歳。お姉さんだったらまだしもお母さんはありえない。再婚したらしい。
16歳の女の子→腹違いの妹。
70代くらいに見えるおばあさん→この人が本当のお母さん! なぜか同じ家に今の奥さんと同居しているらしい。

彼氏も別の女性との間に子どもがいるからまさに「この親にしてこの子あり」。わたしが口出しするようなことでもないけど。
最初は遠巻きに見ていたが式が進行するに従って彼とお兄さんが酔っ払って喋り始め、レストランの披露宴では終盤、彼とわたし+彼氏の家族で料理を食べていた。
わたしは家族の中で一番彼氏と仲が悪く、話したこともなかったのに変な話だ。
『プノンペンに来たらぜひ遊びに来い』
彼は本気なのかどうかお兄さんからそう言われていた。

深夜12時を回っても轟音のカラオケは鳴り止まずわたしは諦めてゲストハウスに避難したりもしたが(その翌日も朝4時半から結婚式が始まるのだ。ちょっと限界)彼の家族は楽しそうだった。
そして昨日、妹の彼氏(今からは旦那!)の家族はプノンペンに帰っていった。
彼の母親は今日寝込んでしまい医者を呼んで点滴を受けていた。
よほど張り切っていたんだろう。

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【 2008/03/15 19:40 】

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